紫外線の影響を受けるケーブルについて

ケーブルの種類の1つにCVというのがあるのをご存知でしょうか。

外線が剥がれると導体を絶縁保護している架橋ポリエチレンが出てきます。ポリエチレンは紫外線に弱くて長時間の間、紫外線に晒されていると被膜が劣化して剥がれ落ちてしまいます。CVケーブルの外装を剥いた場合には露出した架橋ポリエチレンに絶縁テープを巻いて対処します。これによって紫外線からの影響を長時間、防ぐ事ができます。

CVケーブルは耐候性が高くて屋外露出配線が可能ですが、直射日光の影響を受ける可能性があります。その場合に屋内に比べて紫外線の影響を多く受けてしまいますので寿命は短縮されてしまいます。通常は20年から30年の寿命を期待する事ができますが、屋外で使用する場合には15年から20年と寿命を低いと考えるのが良いでしょう。更に短絡事故などが起きた時には著しく機能が劣化する場合がありますので注意が必要です。経年劣化によるものでなくて、その他の原因によっても劣化を早めてしまいますので適切なケーブルの管理をするようにあいましょう。CV以外にもCVTというものがあります。

CVTケーブルは、CVに比べて曲げやすくて施行性が良いのが特徴的です。端末処理を行う場合にはCVTのよりを扱う事でCVのようにそれぞれ単心として扱う事ができます。また、放射性能が高くて許容電流が大きいのが特徴的です。どちらを使用するのかは、ご自身の目的にあわせて使用するようにしてください。

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