配線ダクトに器具を接続する場合の注意

配線ダクトは様々な場所で電気器具を接続して使用することができる画期的なものとして注目されています。

これまで電気器具を接続する場合にはコンセントに電源プラグを差し込む必要があり、そのコンセントからの距離によって設置場所が左右されてしまう問題がありました。住宅によっては配線がしやすいよう様々な場所にコンセントを設けているケースもありますが、あらかじめ住宅を建築する段階でその配置を決めなければならず、場合によってはコンセントを塞がないように家具を設置しなければならないことからレイアウトが限られてしまうと言う問題を発生させることもあったのです。

配線ダクトはその長さにもよりますが住宅の中で自由に電気器具を接続することができ、部屋のレイアウトの自由度を高めることができるのがメリットとなっています。しかし、配線ダクトも原理的にはコンセントの1種であり、電気配線を通して電気器具に電力を与えるものであることから、その電源容量には十分に注意をしなければなりません。

決められている最大定格を遵守し、電力を計算しながら使用することが必要となるのです。さらに日常的な管理にも充分に注意をし、住宅の配線に影響を及ぼさないような使い方を心がけることが必要です。配線ダクトのトラブルで最も多いのが、電力容量を考えずにたくさんの電気器具を接続することによる問題であるため、配線ダクトを利用する際には常に意識をして利用することが必要となるのです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *