家電量販店に出掛ければ、lanケーブルを買うことは可能です。
lanケーブルには接続順が異なるクロスケーブルと接続順が同一のストレートケーブルがあります。パソコンとパソコンなどのように、同じ機器同士を接続して通信を行う時に利用するのがクロスケーブルです。このケーブルは、ストレートケーブルの内部の結線を交差しているのが特徴で、入力側と出力側が接続可能になる特殊なタイプです。一般的には10BASE-Tやシリアル・パラレル接続などの時に利用が行われるものです。
最近は、パソコン側で自動的にクロスとストレートを切り替えるタイプが主流になりつつあります。パソコン同士を接続する時のlanケーブルはクロスタイプを使用し、パソコンと通信機器を接続する時はストレートタイプを使うのが一般的です。但し、接続機器が自動的に接続相手の通信ポートの違いを検出可能な場合には、lanケーブルタイプに関係なく通信が可能となります。
ところで、お店で販売しているケーブルには10BASE-Tや100BASE-T、1000BASE-Tなどの規格品が多数ありますが、1000Base-Tの数値は1ギガビットを意味しており、メガ単位では1000メガビット=1000Mbpsになります。数値が大きくなるほど通信速度が速いなどのイメージを持つ人も多いかと思われますが、100や1000などの場合は最長100メートルの距離の中で通信が可能です。